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プロンプター (舞台芸術) : ウィキペディア日本語版
プロンプター (舞台芸術)
プロンプター()とは、舞台演劇において、出演者が台詞や立ち位置、所作を失念した場合に合図を送る(プロンプトを行う)ことを役割とする舞台要員(スタッフ)のこと。
== 演劇 ==
プロンプターの必要性、すなわち舞台上で俳優が台詞等を失念する可能性は、演劇の誕生とともにあったと考えるのが自然である。ただし、古代ギリシャ古代ローマでの古典演劇では、誰がどのようにしてプロンプトを行っていたのかに関しての資料が乏しい。
現代の演劇公演においては、プロンプトは舞台監督の職責の一部と考えられている。舞台監督は通常上手(かみて)袖の部分に設けられた「プロンプト・コーナー」あるいは「プロンプト・デスク」と呼ばれる場所(劇場や演目の規模に応じて、文字通り単なる小机であることも、各種機材の設置されたブースであることもある)に位置し、照明音響などの合図(キュー出し)を行うとともに、俳優が台詞や動作を失念した場合にはその「きっかけ」を与えて助ける。
俳優は脚本をきちんと覚えるのが建前である。しかしそれが俳優としての絶対条件であり、プロンプターの存在は役者の堕落を促すものなどと考えるのは、実際にはごく少数の俳優純粋主義者たちにすぎない。現実の舞台公演では、演出上のさまざまな理由から脚本が朝令暮改でめまぐるしく書き換えられることがしばしばあり、そうした状況の中では、プロンプターは個々の俳優にとってのみならず、その公演全体にとっての「命綱」ともなりかねないからである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「プロンプター (舞台芸術)」の詳細全文を読む



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